2016年4月18日月曜日

秋の夜には花束を

ひっそりと影を落とす日暮れ 月に照らされる水面が揺れる
盃傾けるその瞳には 何が映っているだろうか

これから迎える冬に備えて 暖かい装い始めて
お休みって言葉聞いて側で眠る 貴方の香りを抱いて

命を賭して向かう貴方は まるで咲き誇る桜のようで
ふわりと漂うあなたの香りに 夢を見てる気がしてくる
いつまでも二人並んで 生きて行ける日が来るなら
もう離さないで離れないで 寂しすぎる秋の夜空

貴方が連れ出してくれた 一本の大きな桜
夜風に舞うその姿 貴方を思い浮かべてしまう

寒さに震える季節を越えて また咲くあの桜の下で
貴方とまた行けるだろうか 明日と解らない日々に

武士の如く 鬼神の如く 強く咲き誇る貴方は今
隣で夢を見る どんな夢だろうか そっと手を取って握ってみる
いつまでも二人並んで 生きて行ける日が来るなら
もう涙なんていらない離れないで 悲しすぎる秋の夜空

また来年もこの桜見に来ようって言う貴方を見上げて
微笑む私は貴方を想う 桜の様に大きな愛で

命を賭して向かう貴方は まるで咲き誇る桜のようで
ふわりと漂うあなたの香りに 夢を見てる気がしてくる
いつまでも二人並んで 生きて行ける日が来るなら
もう離さないで離れないで 寂しすぎる秋の夜空

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