2020年4月19日日曜日

嘲笑

さあ、愚かな私を笑いなさい。
幼子のあの古傷も、成人のあの傷も
なにも振りきれない柵の中で
一人震えて孤独の中で

生きる意味がわからない
あのときのあの人は どうせ私と同じ
指を指して笑うだろう
だから踏み出せない

どうして私の生きる道を塞ぐの?
あなたになんの関係があるの?
何をしてくれたの?
そんなあなたが一番心で嘲笑ってる。

さあ、愚かな私を蹴落としなさい
あのときあなたが大好きだったこと
それは陰口と悪口。
だから今でも恐怖は消えない

生きる未来が見えない
どうせ生きても枯れていくだけ
ならせめて華麗に散れればよかった
それすらもさせてくれない足枷をありがとう

あなた達を思わない日はないの
あの日の憎しみ恨み悲しみ
全て失くなったことなんかにしてないから
幸せに生きるあなたをずっと恨み続けてる

生きる未来が見えない
この枷から逃れて羽ばたきたい
でも許せない、沸き上がる憎しみ
私が枯れたとしても 永遠に咲き乱れて

生きる未来を見つけた
あなたを恨んで生きよう
惨めでも滑稽でもそれを力に
すでに枯れ果てた砂漠の心
すでに修羅と化した鬼の心
あなたを夢で毎日苦しめてそして引き裂いて
薔薇の花を咲かせて見せて
枯れた心に潤いを取り戻させて

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