2020年4月29日水曜日

練習:モチーフ作品:願い

僕は知らない 今誰かが泣いていても
僕は知らない この世界の全てを

僕は知れない 誰かの心の中を
僕は知れない あなたの想いを

世界をかき集めてみれば そこは億もの人
皆一人ひとり想いを抱いて 必死で生きている

幸せが溢れていたなら 地球は輝くだろう
真暗な夜の中でも 永遠の闇の中でも

君は知らない 今僕が何をしているのかを
君は知らない それは決して罪じゃない

君は知れない 明日の運命の果に
君は知れない 誰かがなくなったとしても

世界を知ることのない 人は憶測の中
皆一人ひとりの思いを無視して 勝手に貫く想い

誰もが幸せ願うなら きっと幸せになる
全てがありのままで そのままで 幸せを願うのなら
心から願うのなら

2020年4月24日金曜日

星を眺めて

70億の星が輝く地球で
僕たちは生まれ育った
数え切れない星空の下で
僕たちは生きて歩いた

他よりも輝くもの 他の輝きを奪うもの
空の星たちはただひたすらに 私達を見下ろす

守られた地球の中で 僕は今生きていく
道もなく標もない 過酷な孤独な海を
それでも星は見守る 僕は今を生きていく
微かな星の輝きを胸に 少しだけ背中押されて

2020年4月19日日曜日

世界はまわる、僕は止まる

この世界は回ってる
僕が寝てる間も
僕が祈る間も
僕が夢見てる間も

この世界は回ってる
朝が来てご飯を食べても
昼の光も、夜の静けさも
全て同じように回り続ける

でも変わっていくこの心だけは
変化する僕を止められはしない
変わりたくないあの夢の一筋の光
握りしめれば、空を掴んだ寂しさ

この世界は回ってる
僕が笑ってる間も
僕が泣いてる間も
僕が怒る間も

この世界は回ってる
色褪せることもなく気持ち空回り
それでもそ知らぬ顔で
全て同じように回り続ける

でも変わっていくこの僕だけは
回りは何も変わりはないよ
変われない人の弱さ見えてしまった
闇を知る怖さ、目を背けたいここから

僕の世界は小さく回っている
知っていることだけがすべてさ
それがどんなに 小さなことで
変えられるとも知らずに ずっと

変わらない世界は回り続ける
静止した僕の世界を残して
大人の醜さ、歳の愚かさ
変えられず、歯がゆいまま

変わらない世界は回り続ける
終わらない永遠の時を残して
学ばない大人、世間の見てくれだけを
気にして回ってく終わらない僕の世界を
変われない僕の未来を

この心、締め付けられて

一目見たあなたの顔が
忘れられなくて追いかけた
夢の中、走って手をかけたときに
目が覚めた私、寂しく思った

それからあなたが離れてくれない
近くて遠いこの距離のなか
どうして何も言ってくれないの?
私はこんなにも待ってるのに

この想いは私だけのもの?
あなたの胸には燃えてないの?
楽しむ余裕なんてないんだから
早く言って欲しい、愛してる

この想いは通りすぎてくの?
あなたがこの胸で踊っているの。
笑顔を見せてくれるだけで
高鳴るこの心の支配者 あなた

何も手につかなくなるような思い
初めて手に汗握る想い
どんどん積み重なる想いは
重なるごとに重みを増して

季節がめぐるように私の
心も一緒にめぐって欲しい
ずっとあなたに縛られたまま
めぐることもなく反らすこともない

この想いは私だけのもの?
あなたは微塵も感じてないの?
笑顔もドジも全部忘れてしまったの
あなたの前では綺麗に魅せたいの

この想いは通りすぎていくの?
いつまでも夢に見てるだけなの?
その手で触れてよ、その声聞かせてよ
そして、愛してるってだけ 言って欲しい

光差すカーテンの隙間
導いてくれるの?頼ってしまう
風の舞う方へと流れてゆくの
あなたは見えてるの?私のことが・・・

この想いは通りすぎてくの?
あなたがこの胸で踊っているの。
笑顔を見せてくれるだけで
高鳴るこの心の支配者 あなた

この想いはまだ芽吹かないの?
あなたがいつまでも見えてこない
終わりを告げて幸せになりたい
高鳴るこの心の支配者 あなた
あなた
あなた・・・

嘲笑

さあ、愚かな私を笑いなさい。
幼子のあの古傷も、成人のあの傷も
なにも振りきれない柵の中で
一人震えて孤独の中で

生きる意味がわからない
あのときのあの人は どうせ私と同じ
指を指して笑うだろう
だから踏み出せない

どうして私の生きる道を塞ぐの?
あなたになんの関係があるの?
何をしてくれたの?
そんなあなたが一番心で嘲笑ってる。

さあ、愚かな私を蹴落としなさい
あのときあなたが大好きだったこと
それは陰口と悪口。
だから今でも恐怖は消えない

生きる未来が見えない
どうせ生きても枯れていくだけ
ならせめて華麗に散れればよかった
それすらもさせてくれない足枷をありがとう

あなた達を思わない日はないの
あの日の憎しみ恨み悲しみ
全て失くなったことなんかにしてないから
幸せに生きるあなたをずっと恨み続けてる

生きる未来が見えない
この枷から逃れて羽ばたきたい
でも許せない、沸き上がる憎しみ
私が枯れたとしても 永遠に咲き乱れて

生きる未来を見つけた
あなたを恨んで生きよう
惨めでも滑稽でもそれを力に
すでに枯れ果てた砂漠の心
すでに修羅と化した鬼の心
あなたを夢で毎日苦しめてそして引き裂いて
薔薇の花を咲かせて見せて
枯れた心に潤いを取り戻させて

あの日

生きていたら隣にいた君
いつもそばにいて笑ったり怒ったり
仲間同士で一緒に居た
そんな大切な時間と 大切な思いでと

刻んだ夢 まだ覚えてるだろうか?
卒業アルバムの裏 インクで掠れた文字
開かれた窓から入ってくる風は
静かにカーテンを揺らしてました

黒板に書かれてた焼き付けたくなる想い
みんなの熱い想いが 伝わってきた気がして
これから生きてく場所も 未来も交わらないなら
今ここで悲しみの涙 流してもいいですか?

当たり前だった教室の色
いつものように座って泣いてた
仲間じゃないって思った日もあった
それでもそばに居たのは仲間だから

この校舎での時間は僕たちだけじゃなく
たった3年の違いの それぞれの人が刻んでく
友情愛情すべての情に任せて叫んだ
あの夕焼けの空を覚えてますか?

目をつぶりたくなる出来事 消えない心の傷
癒えることはなくてもいい それが生きてきたこと
証がこんな僕にも刻まれてゆくなら
この先どんなことがあっても挫けたりしない

すべてがうまく行くそれは物語の中だけで
現実はボロボロで立ってもいられない
そんなときあなたの隣で立っていれれたらいいな
支えられたらいいな

夢のようなこの短い時間 長く苦しい時間でもあった
でも笑える 今なら笑い合える
あの日に戻らなくてもいい今の僕たちでも

いつか必ず笑える日が来るさ
あの日を笑い飛ばして力に変えて行こう
だから泣いて笑って明日へ踏み出そう
いいことも悪いことも全部含めて 僕らだから 明日への切符も もう握りしめてるから

愛すべき人よ、今

どれだけの愛があれば
あなたを幸せにできる?
どれだけの幸せがあれば
あなたと愛を確かめ合える?

理屈じゃない想いの交差に
目で見るだけじゃない
想いがそこにある

手を伸ばし掴んだあなたの手を
確かめるように触るんだ
初めて触れあったその手よりも
少しだけ固く感じました

どれだけの時間があれば
あなたに幸せ届くだろう?
どれだけの未来が続けば
あなたの笑顔を見れるの?

一人では見れない想えない
あなたがいてくれたから
私を見つけてくれたから

手を伸ばし掴んだ未来で
あなたの笑顔が咲きました
触れあった手から伝わる温もり
心が繋がったと思いました

二度と戻れない過去には
忘れるほどの時間が過ぎて
思い出となって変わるとき
二人の時間が時を刻んで

手を伸ばし掴んだあなたの手を
確かめるように触るんだ
初めて触れあったその手よりも
少しだけ固く感じました

手を伸ばし掴んだ未来で
あなたの笑顔が咲きました
触れあった手から伝わる温もり
心が繋がったと思いました